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TAXリターンMedicare Levy Medicare Levy Exemption Certificate（MLEC）2016
日本には国民健康保険や企業の健康保険制度によって、国民全員が医療診療を受けられるようになっています。オーストラリアにも同じような制度がありMedicare（メディケア）と呼ばれています。Medicare levy メディケア徴収
タックスリターンの手続と一緒に行われていて、タックスリターンの手続フォームの中に、記入する箇所がありますのでご紹介します。Medicare制度の維持の為にオーストラリアで収入があった人はMedicare levyとMedicare levy surchargeと言う二つの税金支払いが義務付けられています。Medicare levyはオーストラリアの、税法上のResidentで前会計年度に課税所得（グロス、税引き前）がAU$21,335(2016年)以上の収入があった人は課税所得の２．０％(2016年)を支払わなくてはいけません。thresholds(境界)レベルと税率が毎年変っています。但し、例外があって身体障害者やMedicareを利用できない留学生やワーキングホリデーの人は一定の手続で免除されます。また、課税所得がAU$21,335以下(2016年)の人はMedicare関連の徴収は免除されますが、免除の手続が必要か否かはメディケアセンターで御確認ください。Medicare levy surchargeは前会計年度の課税所得（グロス、税引き前）の１．０％、１．２５％、１．５％等を支払わなくてはなりません。この率の違いは、子供の人数や、個人が独自に加入している、民間の医療保険の補償額により変わります。Medicare levy surchargeは、独身(妻・子供なし)の場合で前会計年度の課税所得（グロス、税引き前）がAU$90,000(約720万円)以下の場合は免除になりますので、ほとんどの留学生は免除だと思います。医療費がとても高額な為、公共の医療保険だけではカバーできないので、多くの人が民間の医療保険にも加入しています。留学生やワーキングホリデーの人は一定の手続でMedicare levyと同様にsurchargeも免除されます。Medicare levyとMedicare levy surchargeの免除を受けるためには、Medicare levy Exemption certificate（MLEC)と言う証明証が必要です。Medicare levy Exemption certificate(MLEC)の入手方法留学生やワーキングホリデーの人はMedicareのベネフィットを受ける権利がありませんから、その費用を支払わなくてもよいのですが、移民局・税務署（ATO）・Medicareセンターの横の連携が全くない為に、納税者が自分で証明する必要があります。それぞれが、全く別の組織です、そこで納税者はMedicareセンターに連絡をして、Medicareのベネフィットを受けないので支払いは不要と言う証明証（MLEC)を発行してもらいます。その証明証のコピーをTAXリターンの申告用紙に添付すれば、Medicare levyとMedicare levy surchargeは支払わなくてもよくなります。MLECの入手方法
以下のドキュメントを準備し・Application for a Medicare Entitlement Statement のサイトから Application for a Medicare Entitlement Statement form をクリックして PDFファイルのフォームをダウンロードしてください。 Medicare Entitlement Statement (MS015 旧フォーム名は3169です)申告用紙 https://www.humanservices.gov.au/customer/forms/ms015 記入内容は 氏名、生年月日、住所、TEL、国籍、国籍の国（日本）の在留年数、 MLECの証明期間（通常前年の7月1日（あるいはオーストラリア入国日）から 今年の6月30日まで）を記入・パスポートの写真のページのコピー・ビザのページ（あるいはビザ許可のレター）のコピー・パスポートのオーストラリア入国スタンプのページのコピー・もし証明期間中にオーストラリアを出国し、再入国していたら、 その再入国スタンプのページのコピー（オーストラリアは出国のスタンプはありません）・Medicare Entitlement Statement(MS015 form)申告書とパスポート・ビザの認証済みコピーを メディケアセンター（タスマニア）に郵送しMLECの発行依頼する(送付先は申告書に記載あり)・MLECはタスマニアのメディケアセンターから自宅に郵送されてきます2013年はメディケアセンターの窓口にコピーとパスポートを持参すればその場で認証して受け付け、TAS州のDepartment of Human Services、に郵送してくれました。2014年7月申告ではコピーとパスポートを持参しても認証は行ってくれませんでした。認証とは、間違いなく本物のパスポートのコピーであるというスタンプを押しサインしてもらう手続きです。認証コピー(Certified Copy)はBrisbaneではMagistrates Courts（行政裁判所）に出向いてDepartment of Justice & Attorney Genaralの弁護士（日本の行政書士？）に確認・サインをしてもらいます。手続きは無料で行ってくれますが、混雑していると待時間が長くなります。メンバー専用サイトでは、書類のコピー認証について自宅の近所でもできる方法を書類のコピー認証について (JP) と (Cdec) のページで紹介しています。また、メンバー向けに 2016年版TAXパック書類一式 (form記入要領、TAXリターンform、Medicare免除(MLEC)申請form) のPDF fileを準備しています。2012年はTAXリターンの申請にはMLECの添付は必要なかったのですが、不正が多いようで2013年になってからは、添付していないとMLECを添付して再提出するように厳しくなり、さらに2014年には認証を自分たちで行うのではなく、裁判所に押し付けるという徹底ぶりです。私は2014年はForm3169(MS015)と必要なコピーをタスマニアに郵送してから、約１ヵ月後に提出したコピーに裁判所の認証をもらえと返送されてきました。MLECの入手は更に１か月後となり、TAXリターンは締め切りぎりぎりでした。TAXリターンの手続を時間経過で説明すると7月中旬 ATOのサイトからFormと記入要領をダウンロード(7月中旬以降でないとUPされません)7月中旬 会社からPayment Summary（日本の源泉徴収票のようなもの）を入手7月中旬 Medicare Entitlement Statement(MS015 form)申告書とパスポート・ビザの認証済みコピーを メディケアセンター（タスマニア）に郵送しMLECの発行依頼する(送付先は申告書に記載あり)8月から9月 MLECはタスマニアのメディケアセンターから自宅に郵送されてきます9月中旬 TAXリターン申告用紙（MLECのコピー添付）をATOに提出（郵送も可）10月末 TAXリターン締め切り12月ごろ お金の還付･追徴MLECにはA4用紙1枚に住所、氏名、メディケア徴収免除の期間が記載されています、MLECのコピーをTAXリターン申告用紙に添付して下さい。TAXオフィスは書類を持参すればその場で提出を受け付けてくれます。TAXオフィス ブリスベンのオフィスの住所 http://www.ato.gov.au/About-ATO/About-us/Contact-us/Visit-us/ myGov Brisbane Australian Taxation Office Suncorp Plaza BRISBANE QLD 4000 Open 8.30am-4.30pm weekdaysMagistrates Courts（行政裁判所）の住所Brisbane Magistrates Courts Department of Justice & Attorney Genaral 363 George Street Brisbane QLD 4000 Open 9.00am-3.00pm weekdaysDepartment of Justice & Attorney Genaralの案内 入り口では認証コピー（Certified Copy）が必要と言ってください、 １階にJPの部屋があり、そこで行ってくれます、入り口では手荷物のX線検査などもあります。メディケアセンター住所 http://humanservices.findnearest.com.au/Brisbane myGov Brisbane Department of Human Services Office Suncorp Plaza BRISBANE QLD 4000 Open 8.30am-4.30pm weekdaysGold Coast 15 Suter Street Southport QLD 4215 Open 8.30am-4.30pm weekdays または 19-33 Robina Town Centre Drive Robina QLD 4226 Open 8.30am-4.30pm weekdays Cairns 104 Grafton Street Cairns QLD 4870 Open 8.30am-4.30pm weekdays (2016.08.01)
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