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大学入学試験に英語の外部試験結果を利用(20160404旺文社調査)
大学入学試験では大変お世話になった旺文社が、
大学入試における英語の外部試験の利用状況を調査して発表してますので参考にしてください。
旺文社教育情報センターは2016年4月4日に、
『2016年度入試 英語外部試験利用状況』という調査結果を発表しました。
外部試験の利用校数は、国公私立大の合計で 271 大学。
全746 大学の 36%
設置者別では
・国立 23大学 28%
・公立 19 大学 22%
・私立 229 大学 40% でした。
大学教育のグローバル化と入試改革における評価の多面化などの時流とあいまって、
今後はさらに広がると思います。
外部試験の採用率は
(2016 年度の推薦・AO で英語外部試験を利用した271 大学における各試験 の採用率)
・英検 97.6% (出題内容が学習指導要領に沿っている、高校教育現場で浸透)
・TOEIC 82.6% (ビジネス現場での英語能力測定)
・TOEFLiBT 75.1% (海外留学の能力測定)
・GTEC 43.6% (for Students)
・TOEFL PBT 42.8%
・IELTS 35.1%
・GTEC 31.1%
・TEAP 15.2% (スタートからまだ2年)
外部試験の利用方法
(AO)
・出願資格 70.4%
・試験免除 6.9%
・評価加点 5.9%
・判定優遇・合否参考 16.8%
(公募推薦)
・出願資格 56.2%
・試験免除 3.6%
・評価加点 24.1%
・判定優遇・合否参考 16.2%
外部試験を利用する推薦・AOで求められるレベル
(英検換算)英検2~準2級が80%以上
(全体)
・1級 0.3%
・準1級 8.5%
・2級 31.5%
・準2級 49.2%
・3-5級 10.4%
(国公立大)
・1級 3.0%
・準1級 16.4%
・2級 42.7%
・準2級 32.8%
・3-5級 5.1%
外部試験を利用する学部・学科数
・経済・経営・商学 470
・外国語学 260
・工学 253
・国際関係学 250
・社会・社会福祉学 223
・文学 197
・人文・教養・人間科学 196
・法学 123
・教育・教員養成 102
・理学 94
文系学部だけでなく理工学系でも採用が行われています。
推薦・AO入試での利用状況を調査したところ、
各大学・試験における外部試験の採用率では「英検」が97.6%と圧倒的シェアを占めた。
今回の調査は、英語4技能の育成の必要性とともに、
文部科学省で大学入学者選抜における英語の資格・検定試験の活用促進が検討されていること
を受け、2016年度の推薦・AO入試における英語外部試験の利用状況を調べたもの。
2016年度の推薦・AO入試で英語外部試験を利用した大学は、
国公私立大で合計271大学(全746大学の36%)
・国立大学は23校(28%)
・公立大学19校(22%)
・私立大学229校(40%) となった。
2016年3月25日に文部科学省が英語の連絡協議会で発表した同様の調査結果
『民間の英語資格・検定試験の大学入学者選抜における活用実態に関する調査研究事業(概要)』はこちらです。
(2016.05.10)
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